家事代行サービスで、期待通りのサービスをしてもらうにはどうやって頼んだらいいのかな?
今回は、「家事代行サービスを頼んだけれど、思っていたのと違った…」とならないために、上手な依頼に必要なたった一つのポイントをお伝えします。
この記事を読んで、満足のいく家事代行サービスが受けれるようになりましょう!
上手に依頼するポイントは、「要望をしっかりと伝えること」だよ!
家事代行サービスの上手な依頼方法
たった一つのポイント「伝える」
あなたの期待を満たすサービスを受けるためのポイントはたった1つ「伝える」ことです。
家事代行サービスを利用して満足している方がいる反面、次のような方もいらっしゃいます。
- 「してほしかったサービスと違った」
- 「なんか期待通り綺麗にならなかった」
家事代行サービスで満足のいくサービスが受けられない原因の大半は、「伝えられていない」ことです。
例えば、一番身近な夫でも、あなたの気持ちを察して家事をしてくれることは稀ではないでしょうか。
家族でさえも「いま手が離せないから、食器洗いして!」と頼まないと伝わりません。
ましてや家事代行サービスのスタッフは他人。あなたの家に来るのが初めてで、あなたに会うのも初めてです。
そんなスタッフに「わたしの要望を察して!」というのは無茶なことです。
さすがにプロなので、私の夫のように「食器洗ったよ」(でも、シンク周りの水はね放置・スポンジは泡が付いたまま・乾いた食器の上に洗った食器を重ねてるーーー)ということはないですが…
家事代行サービスは、家事のプロではありますが、超能力者ではないのです。
スタッフさんとコミュニケーションを取って伝えることで、「思っていたのと違う」を防げます。
失敗しない依頼方法はしっかり「伝える」こと!
では、何を伝えればいいのでしょうか?
伝える内容
ここからは、家事代行サービス依頼時に伝えておくといい内容をご紹介します。
してほしい事(目的・程度も一緒に)
まずは、家事代行サービスで「してほしい事」を伝えましょう。
してほしい事を伝える時に、次のような目的・程度も一緒に伝えるとよりGood!
・家事代行サービスで何を解決したいのか?
・何のためにその作業をして欲しいのか?
・綺麗ってどの程度?
例えば、床の掃除をしてほしい場合。
床の掃除
床に落ちている髪の毛やペットの毛が気になる。
掃除機は普段しているけれど、カーペットに挟まっている毛や部屋の隅にある毛も掃除してほしい
掃除機+コロコロ+部屋の角や巾木の掃除も重点的にしよう
床の掃除
ずりばい・ハイハイする子どもがいるので、床を清潔にしておきたい。
ヨダレや食べ物の汁の汚れを綺麗に。赤ちゃんが舐めても大丈夫なぐらいに。
掃除機だけでなく、拭き掃除も必要だな。小さい子どもがよく触る場所も時間があったら拭いておこう。
このように同じ床掃除でも、依頼する目的によって作業内容はことなります。
「床掃除をしてください」とだけ伝えるよりも「子どものために床を綺麗に掃除してください」と伝えておく方が、あなたの希望に沿った作業をしてもらえます。
また「キレイに」と言っても基準は人それぞれ。
例えばお風呂の場合、「浴槽内の水垢と排水口だけ綺麗になればOK」「鏡や床の頑固な汚れも落としてほしい」など求める期待値に個人差があります。
ご自身の綺麗=どの程度?まで伝えておくことをおすすめします。
何のため?(目的)・どのぐらい?(キレイの程度)まで伝えるといいよ!
作業の優先順位
おそらく、家事代行サービスを初めて頼む方は、「時間内に出来るだけのことをたくさんやって欲しい」と思われていると思います。
私も思っていました。ですが、その依頼の仕方だと残念ながらあなたの期待する仕上がりにはならないです。
作業時間は限られているので、「絶対にしてほしい事」「時間があればしてほしい事」を伝えておくことで、「部屋の片づけよりも水回りを綺麗にして欲しかったのにな…」なんて不満がなくなります。
家事代行サービスを依頼するときは、してほしい事の優先順位を伝えましょう。
例えば、
- 水回りの中でも、お風呂の汚れが一番気になるから絶対に綺麗にしてほしい
- 掃除よりもお皿洗い~ごはんの準備~あと片付けをきっちりしてほしい
- 完璧でなくてもいいので、水回りや部屋を一通り掃除してほしい
作業の優先順位を伝えよう!
してほしくない事
家事代行サービスで「してほしくないこと」も伝えておきましょう。
- 入らないでほしい場所
- 触って欲しくない場所
- 掃除道具やキッチン用具の使い分け
- 不必要な作業
「されたら嫌なこと」「作業手順・道具にこだわりがある部分」などをはっきりさせておくことで、ガッカリが減らせます。
例えば、「鶏肉を使う時は、お肉用のまな板があるので使い分けて下さい」と伝えておくことで「野菜用のまな板でお肉を切っていた…」なんてことが防げます。
人によって違いそうだなという点は伝えておくといいよ!
遠慮なく伝えて!
細かく要望を伝えたら嫌がられない?
スタッフに遠慮して、「細かいことだから…」とご自身の要望や意見を心にしまっている方も多いのではないのでしょうか。
ですが、遠慮は不要です。
- 本当はこうしてほしいのに…
- ここをもう少し綺麗にしてほしい
- ○○には時間をかけないでほしい
など、思ったことは遠慮なく伝えましょう。
もちろん無理難題はダメですが、伝えることで簡単に改善される場合が多いです。
私自身、「トイレットペーパーやティッシュの三角折りはしなくてもいいのにな…」とモヤモヤしつつも、「細かいことだし、引き出せば問題ないから」としばらく伝えていませんでした。
ですが、何回か来てもらった後に「三角折はしなくても大丈夫ですよ」と伝えたら「分かりました!」とあっさり希望通りになり「はやく伝えておけばよかった」と後悔しました。
スタッフさんも仕事なので、依頼者側が心配するほど要望や意見をマイナスに受け止めることはありません。
日本人の性格からして遠慮しがちですが、気兼ねなく伝えましょう!
どうしてもスタッフに直接伝えられない…という方は、コンシェルジュがいる家事代行サービスを選ぶと代わりに伝えてくれます。
より良いサービスを受けるために、気になることは早めに伝えるといいよ!
まとめ
今回は、失敗しない!家事代行サービスの上手な依頼方法を紹介しました。
あなたの期待を満たすサービスを受けるには、遠慮せずに「伝える」ことが大切です。
家事代行サービスが初めての方も、一度お試ししたけれどイマイチだったなという方も
- してほしいこと(作業+目的+キレイの程度)
- 優先順位
- してほしくないこと
をしっかりと伝えて、満足度の高いサービスを受けてくださいね!
伝えるのはタダ!遠慮もいりません。
コミュニケーションをしっかり取ることで失敗がなくなるよ